実験の記録 Record

2020年11月10日 火曜日

R2 缶サットHighschool「ふくい缶サットグランプリ」

日 程:令和2年11月7(土)、8(日) 9:3016:00
場 所:サイエンスラボ物理・地学
参加者:県内 高校生27名、教諭7名

審査員:青柳 賢英 氏(福井大学産学官連携本部特命准教授)
    松井 多志 氏(福井県工業技術センター 宇宙技術研究グループ 主任研究員) 
内 容:1日目 事前プレゼン・機体審査・フライト競技・事後プレゼン製作
     2日目 事後プレゼン・表彰式

 

 2020年2月から始まった缶サットHighSchool「缶サット電子系講座」、「缶サット構造系講座」の集大成として「ふくい缶サットグランプリ」を開催しました。県内から全6チーム(オープン参加1チーム)が参加し、各チームはこれまでの講座や高校の部活動、課題研究で製作してきた缶サットを持ち寄り、プレゼンや機体審査、フライト競技を行い、ミッションの達成度を競いました。

 

 事前プレゼンでは、自作した缶サットの目的、構造、達成すべきミッションを論理的に説明するとともに、テストフライトなどの動画もふまえ、わかりやすく説明していました。先月行われた構造系講座からさらにパワーアップしたプログラムや斬新なアイデアが盛り込まれており、審査員の方も驚いていました。フライト競技では、天候の影響で十分な準備が行えないままのスタートとなり、悔しい思いをしたチームもありましたが、様々な工夫が見られました。

 事後プレゼンでは、取得したデータを分析し、複合的に解析したり、フライトが失敗した原因を追究したりしました。また、機体を一晩で修復するなど、短時間の中、事前プレゼンよりもすばらしい発表を行っていました。

 参加した受講生からは、「今回のフライトでは、時間が足りない部分もあったが、高いミッションに挑戦することができた。この缶サットを後輩に引き継ぎ、来年挑戦して欲しい。」や「2つの講座を通して缶サットが大好きになった。将来は工学系の道に進みたい。」「プログラミングのスキルだけでなく、プレゼンのスキルも身についた。今後も役立てたい。」などの感想が得られました。

 

 今回の「ふくい缶サットグランプリ」の結果は以下の通りです。

  最優秀チーム 武生工業高校

   優秀チーム 武生高校 科学技術高校

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