企画展・特別展EXHIBITION
「植物に魅せられた学者たち～平瀬作五郎と牧野富太郎～」好評のうちに終了！
福井市出身の平瀬作五郎は、1896 (明治29) 年にイチョウの精子を発見し、植物の進化を解明した功績により帝国学士院から恩賜賞を授与されました。
今回の特別展では、平瀬作五郎の教員時代や帝国大学（現・東京大学）での画工から研究を始めた時代など、平瀬の偉業と生涯を初公開の資料も交えて紹介しました。
また、交友のあった「日本の植物分類学の父」牧野富太郎と農科大学助教授であった池野成一郎など、平瀬を取り巻く学者たちの業績についても紹介しました。
会期中は、大変多くの方に来館していただきありがとうございました。
平瀬の論文が掲載された帝国大学紀要、牧野富太郎が描いた「大日本植物志」第一巻第一集は、それぞれ実物を展示しました。
朝ドラ「らんまん」の盛り上がりとともに、ドラマに登場した画工のモデルと言われる平瀬に関心が高まり、ギャラリートークは毎回大盛況でした。
特別展終了後は、展示室Bにて平瀬作五郎の功績を常設展示しています。
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