実験の記録 Record

2026年9月30日 水曜日

令和8年度宇宙AIロボット開発講座「製作相談会・中間コンテスト」を行いました!

日 程:令和8年9月19日(土)13:00~16:30
    令和8年9月20日(日) 9:00~16:30
場 所:教育総合研究所 第4研修室
参加者:県内高校生・中高一貫中学校生 計45名
講 師:青柳 賢英  福井大学学術研究院基盤部門産学官連携本部 准教授
    福田 一弥  東京大学大学院航空宇宙工学専攻船瀬・五十里研究室スタッフ
    田村 紘一  東京大学大学院航空宇宙工学専攻船瀬・五十里研究室スタッフ
協賛団体:公益財団法人げんでんふれあい福井財団
協力企業・団体:株式会社ナカテック、株式会社ネスティ、鯖江精機株式会社、
        サンエー電機株式会社、セーレン株式会社、春江電子株式会社、
        ふくい宇宙産業創出研究会、三菱電機株式会社 (五十音順)
サポートスタッフ:サンエー電機株式会社スタッフ
         セーレン株式会社スタッフ
         春江電子株式会社スタッフ (五十音順)
内 容:1日目 製作相談、コンテスト練習                                                                          
    2日目 中間コンテスト、製作相談

9月19日、20日に宇宙AIロボット開発講座「製作相談会・中間コンテスト」を開催しました。製作相談会では模擬火星探査機(ローバー)に書き込むプログラムの疑問や、ローバーに設計した動作を効率よく行うための電気回路の組み方などを各チームが講師や企業サポートスタッフの方たちに質問し、疑問を解決すると同時に理解をより深めていました。中間コンテストでは各チームがコース(模擬火星地表面)上でローバーを動作させ、定めたミッションの達成度を参加12チーム間で競い合いました。

 

     中間コンテスト結果(6位までを掲載)

       1位 福井工業高等専門学校

       2位 仁愛女子高校

       3位 金津高校

       4位 武生高校

       5位 高志中学校

       6位 高志高校

 

 

1日目

 5月のスタートアップ講座および8月の3Dプリンター講習会・製作相談会を経て、各チームがそれぞれの学校でローバーの製作作業を続けてきましたが、より性能のよいローバーの製作を目指す中で、自分たちでは解決できない疑問が各チームの中でいろいろと出てきていました。そこで今回、各チームは講師や企業サポートスタッフの方たちにそれらの疑問を次々と質問し、疑問を解決していきました。ローバーを完成させる際には、自分たちで設計した部品を3Dプリンターでプリントアウトして利用するチームも多くありました。ローバーが完成したチームは、自分たちがイメージした動作をローバーが行うかどうか確認するために、実際にコンテストコースで動作試験を行いました。そこで生じた不具合についてはすぐに修正を行い、その後またコースで動作試験を行うというトライ&エラーを繰り返し、それぞれのチームがローバーの完成度を高めていきました。どのチームもより高いレベルの成果を得ようと、最後まで製作相談、製作作業を続け、中間コンテストに向けてローバーの最終的な仕上げを行いました。

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2日目

 まず最初に、サンエー電機株式会社、セーレン株式会社、春江電子株式会社の3社の企業スタッフの方々により製作されたローバーデモ機の説明および実演がありました。丁寧な構造設計と高度なプログラム内容によるデモ機の動作が大いに受講生たちの見本となりました。その後、午前中に中間コンテスト1回目、午後に中間コンテスト2回目が行われました。各チームがコンテストの時間ぎりぎりまであきらめずに思考をフル回転させ、チームメンバーで分担して取りうる手段をすべて試し、講師および企業サポートスタッフの方々にも次々と質問をして万全の調整を行って、コンテストに挑みました。1回目と2回目の間の機体調整時間には、1回目よりもよい結果を得ようと、すべてのチームが必死に調整作業を行いました。コンテストでは、難易度の高いサンプル物質採取に独自の構造を用いて成功したチームや、タイヤの構造を工夫して障害物の乗り越えに成功したチーム、ローバーの自律動作によってゴール地点到達に成功したチームなど、それぞれのチームが創意工夫を凝らしたアイデアをもとに成果を発揮していました。コンテスト後には、3月最終コンテストを見据えて、今回の中間コンテストで出てきた課題の解決や、次の製作レベルへのステップアップに向けて、各チームが講師や企業サポートスタッフの方々に製作相談を行いました。

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 2日間の講座をとおして、受講生からは、「プログラミングの理解を深めることができてよかったです。また、次どうするべきかの判断材料になるものを得ることができて、とてもいい機会になりました。」「今回の講座で不具合が多く見つかったので、最終コンテストまでに確実に修正して、ミッションを達成できるように改良を重ねていきたいです。」「2日間でかなりの改良を重ねることが出来たし、コンテストでは予想以上の結果を得ることが出来てとても嬉しいです。他のチームは自分たちのチームにないアイデアを持っていて、参考になる部分がたくさんありました。」などの感想が得られました。


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