実験の記録 Record

2021年7月30日 金曜日

R3 ふくい缶サットグランプリ

日 程:令和3年7月23(木祝)、24(金祝) 9:00~16:30
場 所:教育総合研究所 サイエンスラボ物理・地学 
参加者:県内中高校生34名、教員8名
審査員: 青柳 賢英 氏(福井大学産学官連携本部特命准教授)
       末定 新治 氏(福井県工業技術センター 新産業創出研究部 宇宙技術研究グループ 統轄研究員)
       上中 一司  (福井県教育総合研究所 教科研究センター 理科教育課課長)
内 容:1日目 事前プレゼン発表・機体審査・フライト競技・事後プレゼン製作
    2日目 事後プレゼン発表・表彰式・福井県工業技術センター見学(希望者)

 7年23日、24日に缶サットHighSchool「ふくい缶サットグランプリ」を開催しました。この講座は、2021年2月に開催した「缶サット電子系講座」、6月に開催した「缶サット構造系講座」の集大成となる大会であり県内全7チームが参加しました。各チームはこれまでの講座や高校での部活動、課題研究等で製作してきた缶サットを持ち寄り、プレゼン発表や機体審査、フライト競技を行い、ミッションの達成度を競いました。

 

 事前プレゼンは、7分間で缶サットの目的、構造、設定したミッションを論理的に説明していました。ミッションの達成度を「ミニマムサクセス・フルサクセス・エクストラサクセス」の3段階に分け、それぞれについてどう評価するのかをわかりやすく説明していました。どのチームも、電子系回路やプログラムは以前より取り組んできたものから進歩していました。また、パラシュートの構造においては、パラシュートを重ねてセル(穴)をいくつか開けることで滞空時間を長くするパラフォイル型の減速装置を取り入れた工夫が見られました。

 フライト競技は、缶サットをドローンに積んで、上空50mから投下します。本番のフライトは1回だけで緊張感が漂う中、パラシュートが開いて缶サットの落下が成功した際には安堵に包まれ、受講生からは笑顔が見られました。一方、試行錯誤を繰り返し、何度も予備実験した缶サットであっても本番ではパラシュートが開かなかったり、期待されるデータが取れなかったりとトラブルが発生し悔しい思いをしたチームもありました。

 事後プレゼンでは、取得したデータを一晩かけて分析し、複合的に解析したり、フライトが失敗した原因を追究したりしました。短時間の中、事前プレゼンよりもすばらしい発表を行っていました。

 参加した受講生からは、「プログラミングは大変難しいが、データが得られた時の達成感はとても大きかった。」や「東京大学の学生や福井大学の先生に専門的なことを学べて本当によかった。また、他校の生徒の頑張りを見てとても刺激になった。」「本当に些細なことが原因で本番失敗してしまった。本当に悔しいが、次チャレンジしたい気持ちが大きくなった。宇宙工学の基礎を学ぶことは本当に楽しかった。」などの感想が見られました。

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