実験の記録 Record

2021年7月18日 日曜日

R3 わくわく!アドバンス実験講座(第1回)

 令和3年7月18日(日)に第1回わくわく!アドバンス実験講座を開催しました。わくわく!アドバンス実験講座は理科についてもっと深く学びたいと考えている生徒の皆さんに、科学的な思考力および実験操作技能の向上を目指し、自然の事物・現象について深く理解することを目的としています。今回は、福井県内の高校生55名(全8校)の高校生が物理・化学・生物の各講座に分かれて実験を行いました。

 

物理分野「電気素子の特性」

 今回は,さまざまな電気素子の電流と電圧を測定し,その関係を特性曲線で表しました。カーボン抵抗,豆電球,マブチモーター,LEDで特性曲線を描き,その性質を学びました。色によるエネルギーの違いについて仮説を立て、班ごとに発表を行いました。「実験の数値のとり方や考察の立て方のポイントが分かり、今後に役立てていこうと思いました。」「実験というのは細かく値をとることが大事で、そうでなければグラフが全く違うものになるとわかった。」「使ったことのない器具を使って実験できたので良かったです。また、白色光の詳しい仕組みを知れたり、LEDライト同士で発電できるということなど、新しく学べたことがたくさんあったのですごく勉強になりました。」などの感想が聞かれました。

 

化学分野「金属イオンの定性分析」

 金属イオンが含まれている溶液に陰イオンを加えると、沈殿が生成したり、錯イオンとなって再溶解したりします。今回は、仕切り板を使って様々な金属イオンと陰イオンの反応を確認しました。その後、2種類以上の金属イオンが含まれている未知の溶液を沈殿生成や再溶解反応などを利用することで、金属イオンを特定、確認する「定性分析」を行いました。未知の溶液に含まれているイオンを特定する際には、班ごとに実験操作を考えて実験進めていき、その結果を考察していきました。最後に、実験手順と結果、考察をパワーポイントにまとめ、全体で発表を行いました。 参加した生徒からは「一つだけの結果ではなく、いろいろな実験結果から比較することが大切であることがわかった。また、沈殿した物質が本当に予想していた物かどうか、確認することが大切だとわかった。」などの感想が聞かれました。

 

生物分野「アルコール発酵

 福井県は日本酒の醸造所が多い県です。どのように日本酒を醸造しているのか講義を受けた後に、酵母菌が自ら作り出したアルコールに阻害されるのかを探究する実験をしました。各班で発酵する時のアルコール濃度を設定し、生じる二酸化炭素量を測定してアルコール発酵の活性を推定しました。その後、各班の発表を行い、探究の成果を共有しました。 生徒からは、「正確な実験を行うことの難しさを感じました。すべてを同じ条件にして行うのは難しいのだと分かりました」「同じことを探究しても、それぞれの班で様々な考察があり、とても面白いと感じた」との感想がありました。 。

 

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第2回の講座は11月7日(日)に開催します。皆さんの参加お待ちしております。


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