2023年3月3日 金曜日
中学校理科2年生「静電気の放電」の単元では、ストローなどを摩擦したときに発生する静電気について学習します。摩擦する物質の種類によって、どちらか一方がプラス、もう一方がマイナスに帯電することや、同種の電気は反発し、異種の電気は引き寄せ合うことを学びます。
塩ビパイプ、アクリルパイプ、ストロー(PP)、PEテープ、紙などを使って、物質同士を摩擦させ、静電気を発生させます。発生した静電気は、サイエンスラボ製作の「静電気チェッカー」でプラスの電気なのか、マイナスの電気なのかを調べることができます。これを用いることで、用意した物体がプラスに帯電しやすいのか、マイナスに帯電しやすいのかを調べていくことができます。
また、紙と摩擦したときに同種の電気に帯電する塩ビパイプとPEテープを使って、電気クラゲを作ります。体育館などの広い場所に移動して、静電気体験をすることができます。
中学校理科の内容ですが、学年に合わせて実験の内容を調整できるので、中学生以外でも十分に実験が行えます。小学校理科クラブなどの発展的な活動としても有意義な内容です。