2023年3月3日 金曜日
小学校理科3年生「明かりをつけよう」の単元では、電池と豆電球を使った回路について学習します。この単元で学んだことを生かして、電気が流れたら音が鳴る「イライラ棒」を作ります。
坂井市立木部小学校3年生での実践事例を紹介します。
導線、電子オルゴール、乾電池をどのようにつないだら音が鳴るか、自分たちで回路を作り実験します。そのあと、アルミニウム針金を回路に入れた場合に音が鳴るか確認します。
回路について確認出来たら、アルミニウム針金と針金で作った持ち棒、電子オルゴールをどのようにつないだら、イライラ棒ゲームを作る事ができるのかを考え、自分たちでイライラ棒装置を製作して遊びます。
通常の電子オルゴールではイライラ棒が接触した瞬間だけ音が鳴るので、イライラ棒が接触しても一瞬しか音が鳴りません。そこで、サイエンスラボではマイクロビットを使ってプログラムを作り、少しでも電流が流れたら4秒程度オルゴールが鳴る仕組みにしています。得点を設定してゲームにすることで、電気回路について楽しく学ぶことができます。